葬儀事前相談のすすめ
不安を解消!
葬儀について、これまでは「縁起でもない…」「まだまだ先のことだし…」と避けられていました。しかし、近年では生前から葬儀について準備される方が増えてきています。
葬儀について、これまでは「縁起でもない…」「まだまだ先のことだし…」と避けられていました。しかし、近年では生前から葬儀について準備される方が増えてきています。
葬儀は限られた時間の中で様々な事を決断し、選択しなければいけません。しかし、生前から葬儀の準備をする事で疑問が解消され、不安が大きな安心へと繋がります。もしもの時に備えておきたい10の事をご紹介いたします。
喪主の決定
葬儀の責任者として、葬儀内容に関する事や弔問客、僧侶への対応など、非常に重要な役割を担っています。喪主は故人と縁の深い方がお務めする場合が多く、一般的に夫婦の場合は配偶者、配偶者がいない場合は長男、また、子供がいない場合は親、兄弟の順になります。その他、近親者がいない場合は、親しい友人などが代理で務める場合もあります。
宗旨・宗派・菩提寺の確認
宗旨とは仏教、神道、キリスト教などの事で、宗派とはより詳しい信仰対象を指します。仏教では天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗などで、キリスト教ではカトリックやプロテスタントなどがあります。分からない場合は親族に確認を取るなどして、予めは把握しておきましょう。
費用の捻出方法
死亡後、故人の口座は凍結され、たとえ遺族であっても引き出すことができなくなります。また、保険金も手続きから受取までに1週間程度かかる場合がございます。葬儀費用は後日精算が可能ですが、寺院や僧侶へのお布施など、現金がすぐに必要な場合ございます。予め葬儀費用の捻出方法を考えておきましょう。
本籍地の確認
役所への手続き(死亡届・火葬場の手続き)の際に、故人の名前や住所、本籍地を記入する必要があります。近年では、免許証に本籍地が記載されなくなったため、いざという時に分からず慌てる方が多いようです。事前に調べておくと安心です。
ご安置場所
病院で亡くなった場合、精算後すぐに葬儀社へ連絡し、故人を寝台車で、ご自宅もしくは直接葬儀会館や別の安置施設へ移動する必要があります。ご安置する場所を事前に決めておくと、お亡くなりになってからの搬送がスムーズです。当社では、ご自宅に連れて帰れない場合でも、24時間受け入れ可能な安置施設をご利用いただけます。
葬儀の形式
葬儀には昔ながらの一般的な葬儀スタイルの他、最近では家族を中心にごく親しい方のみで見送る「家族葬」や、通夜・葬儀などの宗教儀礼は執り行わず、費用を最小限に抑えたお見送りのみの「直葬」などがございます。希望に沿った葬儀を執り行うためには予め葬儀の形式をきちんと把握しておくことが重要です。
緊急連絡先リスト
もしもの時に訃報の通知を確実に伝えるため、ご親戚関係はもちろん、親しい交友関係をリストに残しておきましょう。特に故人の会社関係や友人の連絡先などは、なかなか分かりません。また、携帯電話やパソコンなども、セキュリティーロックが解除できず、名前や連絡先が確認できなかった、という声もよく耳にします。残される方のためにも、エンディングノートを活用するなどをして連絡先リストを事前に作成しておきましょう。
遺影写真の準備
故人の遺影写真を作成する際に必要となります。もしもの時は、バタバタしてゆっくり写真を選ぶ時間もありません。心にゆとりのある時に準備しておきましょう。写真の選び方のポイントとしては、ピントが合っていて被写体が大きく映っている写真で、汚れや傷のないものをお選びください。免許証の写真は小さく、引き伸ばした際にボヤケが出るので遺影写真には適していません。また、当社では定期的に遺影写真撮影会を開催し、毎回定員いっぱいになり、皆様にはご好評をいただいております。ご希望の場合には、ぜひご参加ください。
印鑑
印鑑は、役所への手続き(死亡届・火葬場の手続)の際に必要となります。また、ご用意頂く印鑑は故人のものではなく、死亡届を記入する方、ご本人のものが必要となります。なお、公的書類(死亡届など)のため、浸透印(シャチハタ)は使用できません。印鑑は三文判をご用意ください。また、重要な印鑑(銀行印・実印等)はお避け下さい。
家族で相談をしておきましょう
当社では、ご相談をいただく方のご都合に合わせて相談方法をお選びいただけます。
24時間365日・年中無休で対応いたします。